日本は幸福か
過労死・残された50人の妻たちの手記
全国過労死を考える家族の会=編
B6並製・300頁・1785円
なぜ、死ぬまで働かなくてはならなかったのか。なぜ、未然に防ぐことができなかったのか。なぜ、企業も行政も労災を認めないのか――。
夫を、妻を、息子を、娘を、過労のはてに亡くした家族たち47人が、いま、悲しみ、憤りを越えて綴る。
一章 やってもやっても仕事が終わらない……と
二章 管理職という名の重荷
三章 度重なる出張、転勤、そして単身赴任
四章 深夜勤務のはてに
五章 悪条件、悪環境の労働現場で
六章 教育に情熱を燃やして
七章 残され、家族はどう生きるか